NOTE
[リハ動画] 8/29木 は新企画ライブ + その覚書
本日初リハーサルでした、素晴らしい3人とともに新しいライブをやります。タンゴの超名手3人を集めておきながら敢えてタンゴをやらず、私の曲をタンゴ的なアプローチで解釈するとどんな新しい音が生まれるのかという挑戦企画。今月はほとんど家に籠ってこの譜面を書き続けていました。
【リハ動画(3曲】
今週 8/29木 はタンゴの超名手3人と “ほぼタンゴをしない” 挑戦企画。本日初リハ、3人超凄かったです、贅沢すぎる…貴重な回ですぜひご予約待ってます。お席あります。19時半@雑司ヶ谷エルチョクロ
大柴拓ギター
会田桃子ヴァイオリン
北村聡バンドネオン
田辺和弘コントラバス pic.twitter.com/waB9rsV20w— 大柴拓 Taku OSHIBA (@piteredo) August 26, 2019
普段作曲をする上で、特に意識せずとも自分の土台となっている音楽が滲み出るものです。私にとってそれはクラシックでありロックでありサンバ、そして結構な部分をタンゴも占めているはず。しかしタンゴの要素が自分の作品に表れていると感じることがとても少なく、理由はわかりませんが、まあならばいっそ新しい可能性の一つとしてタンゴを思いっきり意識した作曲・編曲をした企画をしてみようと思ったのです。そのためにはタンゴに精通していてかつ私の作品の非タンゴの部分も受け止めてくれるようなメンバーが必要だったのです。3人にお願いできたのは本当に幸福であり大正解でした、それは今日のリハーサルで確信に変わりました。
間違えてはならないのは、タンゴを作る、という意識は私に一切なく、タンゴに影響を受けた自分から出る何か、をやろうとしているだけです。または表面的なタンゴの奏法やフレージングを恐れずに積極的に使ってみようと。そもそもタンゴを作るというのは日本人として日本にだけ暮らしているうちは出来得ないことだと考えています。音楽はその土地の人や生活や文化に密接に関係して成り立っていて、ただ表面的にリズムなどを似せればそれに成るというものではないと考えるからです。
何はともあれ、過去の作品も新しく書き下ろした3曲もどれも非常に新鮮に響いて、今まで自分になかった一部分を引き出してもらえる回になりそうです。しかも大半をエレキギターで弾く予定です。ぜひご予約お待ちしています、お席あります。
8/29木 19:30-
雑司ヶ谷 エルチョクロ http://el-choclo.com/
大柴拓 ギター
会田桃子 ヴァイオリン
北村聡 バンドネオン
田辺和弘 コントラバス