TAKU OSHIBA / uneristudio

NOTE

 

130829

マンドリンをごくたまに練習しているのですが、5度調弦とは不思議な響きです。

各弦の音程差が5度(同じ音同士から数えて5つ)、ソ・レ・ラ・ミ。ヴァイオリンと全く同じです。

ギターはミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ。4度調弦で、1回3度が挟まるので ミに始まってミに終わる、

何となく閉じた(完結した?)響きな気がします。一方、5度調弦はとても開放的なサウンドに感じます。

もちろん楽器そのものが違うんだから音のカラーなんて違うに決まっているんだけど、

たとえ開放弦を使わず何かのメロディを弾いても、調弦の持つ個性もその楽器の一部として、

潜在的に活きているんだろうなと思いました。たとえば上手いこといってギターを5度調弦にしても、

あくまで変則調弦としては面白いけど、何か違う感じにはなってしまうと思う。

これは弾いてる人にしか感じないことなのかもしれないけど、

でも弾いてる人が感じてることって大体伝わっちゃいますよね。

(写真: 以上、マンドリンを衝動買いしたというお話でした。)